
【プレスリリースの目的】
本プレスリリースは、分譲マンションにおける管理会社と管理組合の関係性の在り方、そしてその運営実態に対する社会的な関心と理解を深めていただくことを目的として発信するものです。
当管理組合(ライオンズマンション稲沢管理組合)は、管理会社である株式会社大京アステージとの契約関係および業務運営において、重大な不正・不誠実な対応が複数確認されたため、それらの実態を明らかにし、全国の管理組合や住民の皆様へ注意喚起を行うとともに、公益的視点からの情報共有を行うものです。
具体的には、以下のような課題を社会に提起したいと考えております。
- 管理会社による説明責任の欠如および対話拒否
- 管理委託契約の不透明性と発注構造の問題
- 専有部・共用部をめぐる工事契約の不正疑義
- 理事会議事録・総会資料等の管理不備
- 住民意思の軽視、管理組合役員選任への介入
これらの問題は、特定のマンションにとどまらず、全国に約700万世帯・1,600万人が暮らす分譲マンションの多くに共通しうる「構造的なリスク」であると認識しています。
本件の公開を通じて、社会全体における「マンション管理の透明性と公正性」の確保、そして住民自治の尊重に向けた制度的・運営的な見直しが進む一助となれば幸いです。
2025年5月19日
ライオンズマンション稲沢管理組合
第33期 理事長 長谷川 進